高齢化社会になっている日本でも、在宅医療が求められてきていて
通院ができない患者さんの家に往診を行うクリニックも増えてきました。
往診のみを行うクリニック、往診と外来を行うクリニックがありますが、
在宅医療のレセプトは病院やクリニックの外来のレセプトとは異なるので、
医療事務として在宅の知識も必要になります。
在宅クリニックでの医療事務の主な仕事内容
在宅クリニックでの医療事務の主な仕事内容には
・レセプト作成
・カルテ作成と管理
・日々の診療内容を電子カルテに入力
・新規利用者の契約と必要書類の管理
・訪問看護ステーション、薬局、訪問歯科、ケアマネージャーなどとの連携書類の作成や管理
・利用者への利用料請求
・往診の同行(運転) ※看護師や専任スタッフが行う場合もあります。
になります。
電話対応、来客の対応、清掃なども任される場合もあります。
在宅医療事務の資格
在宅医療の事務職につくのに、必要な資格はありませんが
在宅医療の知識を確認する試験としては、次のものがあります。
在宅診療報酬事務管理士 技能認定試験
JSMA 株式会社技能認定振興協会が行っている資格試験です。
技能認定振興協会は株式会社ソラストの関連会社になります。
試験日:1月・7月の第4土曜日翌日(日曜日)
試験内容:学科試験、レセプト点検等(全て選択式)
現在使用されている医療保険制度・介護保険制度・診療報酬点数表・
介護報酬単位数表に基づいて実施
実施方法:在宅
出題範囲:法規(医療保険制度、介護保険制度、公費負担医療制度等についての知識)
保険請求事務(診療報酬点数・介護報酬単位数の算定方法、
診療報酬・介護報酬明細書の点検、医療・介護用語等についての知識
合格基準:80パーセント以上の特典
受験料:4000円
在宅医療事務認定士
一般社団法人在宅医療事務協会が行っている
「初級 在宅医療事務認定士講座」の受講者が、講座修了後に行う資格試験です。
初級在宅医療事務認定士に合格していないと、上級在宅医療事務認定士は受験できません。
初級 在宅医療事務認定士®講座受講者 |